2001-06-13 ArtNo.26287
◆ビデオコン、Samsung India持分売却に関心
【ニューデリー】Videocon InternationalのVN Dhoot会長は11日、韓国三星電子傘下Samsung India Electronics Ltd (SIEL)の26%の持分を、価格さえ納得できるなら手放す用意が有ると語った。
インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが6月12日報じたところによれば、Dhoot氏はPTI通信の電話インタビューに応じ、「売却の時期は、市場環境とオファーされる価格次第」と述べたが、希望売却価格がいくらかは明らかにしなかった。業界筋によると、Dhoot氏のSIEL持分の時価は500クロー(US$1.06億)と見積もられる。
Dhoot氏は、ビデオコンの投資子会社Reasonable Computer Solutions Pvt Ltdを通じてSIELの26%のシェアを握っており、残りの74%は韓国のSamsung Electonics Co Ltd (SECL)が保持している。
しかし、Samsung Indiaスポークスマンは「SIELの26%のシェアをビデオコンから買い取る計画はなく、その種の交渉も行っていない」と語った。
Dhoot氏によると、ビデオコンはSIELの会長を指名する権利を有し、現在のSIELの会長、Kuldeep Draboo氏はビデオコンの代表であり、Videocon Powerの経営も指揮している。ビデオコンはSamsungのNoida工場が完成するまでの間、カラー・テレビジョンと冷蔵庫の製造を引き受けていると言う。
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