2001-06-12 ArtNo.26281
◆NTPCの発電プロジェクト2件に疑似輸出便宜適応
【ニューデリー】インド政府は国内の発電プロジェクトを促進する狙いから、National Thermal Power Corporation(NTPC)のマドヤプラデシュ州におけるVindhyachal Super Thermal Power Project (stage II)及びケララ州におけるKayamkulam複合サイクル発電プロジェクトに疑似輸出便宜を適応する方針を決めた。
エコノミック・タイムズが6月10日、商工省の関係通達を引用し報じたところによれば、同省は大蔵省とも協議の上、これら2プロジェクトに対する機材の納入が、世界銀行の2つの下部機構、即ちInternational Bank for Reconstruction and Development及びInternational Development Associationから融資を受けている際には、疑似輸出便宜を適応する方針を決めた。
なお仮に世銀の手続きに基づく入札が募集され、何らかの理由で世銀融資が受けられなかった場合も、輸出入政策下の権利に基づき依然として疑似輸出便宜を享受できると言う。
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