SEAnews 2001-06-12 ArtNo.26273

【ニューデリー】地元Escortsグループとの74：26の合弁会社Yamaha Motor Escorts Ltd(YMEL)を完全出資子会社に転換した後、ヤマハはインド業務に大幅な再編を施すことを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月9日報じたところによれば、売上の下降と市場シェアの縮小を経験したヤマハはインドにおけるマーケッティング戦略を転換するとともに、向こう数年間に一連の新モデルを投入することを計画している。
新戦略の1つはインドを二輪車の部品と完成品のソーシング拠点にすることで、輸出拡大が新戦略の重点とされる。ＹＭＥＬは2003－04年までに年産55万台の達成を目指しており、製品は国内と海外市場で販売される。ＹＥＭＬはまたマーケッティング・ネットワークと販促プログラムに大幅な改革を加える。
ＹＥＭＬは完全出資子会社への転換に伴い社名も変更され、日本人新マネージング・ディレクターが今週中にも新経営戦略を発表するものと予想される。