2001-06-11 ArtNo.26262
◆グローバル・スチール・エクスチェーンジ、インドに事務所開設
【ニューデリー】スイスのDuferco、米国のCargill Steel、韓国のSamsung Corporation、ルクセンブルグのTradeARBEDの合弁に成るシカゴ拠点のGlobal Steel Exchange (GSX)は、向こう3~4週間以内にインド事務所を開設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月8日報じたところによれば、GSXは目下インドで新事務所長(CEO)の候補者を物色している。オフィスの候補地としては、デリーとムンバイが検討されているが、最終的に何れを選ぶかは、誰がCEOに就任するかにも依存している。GSXはシカゴ本社以外に、カナダ、ブラジル、香港、ジャカルタ、ロンドン、モスクワ、ニューヨークにオフィスを設けている。
GSXのLouis L. Schorsch重役(CEO)によれば、GSXのオンライン取引システムを利用することにより、中間業者を介さずに生産者と消費者が直接接触できるため、取引手続きコストを最大10%削減できるとマッキンゼイは試算している。インドの鉄鋼会社数社が既に登録、GSXは域内の鉄鋼取引所とも商談を進めていると言う。
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