2001-06-11 ArtNo.26260
◆マーシャルズ、ハイデラバードにロジスティクス・センター設置
【ハイデラバード】タミールナド州チェンナイを拠点にする年商450クロー(US$9583万)のMarshalsグループは、製造業者から末端ユーザーまでカバーする総合的なサプライ・チェーン・マネージメント・サービスを提供するためアンドラプラデシュ州ハイデラバードに30クロー(US$639万)を投じてロジスティク・センターを設ける。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月8日報じたところによれば、マーシャルズ・グループのAdelwert S Dumenil取締役は7日記者会見し、全国6カ所に同様のロジスティクス・ハブを設ける計画を明らかにした。それによると、ハイデラバードのハブは、チェンナイの既存のハブに倣って設けられ、複合輸送システム、倉庫、複合荷役、バルク商品取引、スター・トレーディング・ハウス等の様々なサービスが提供される。
マーシャルズは情報技術(IT)、インフラストラクチャー、小売、ロジスティクス、保険業を手掛ける多角経営グループで、傘下のMarshals Power and Telecom India Ltd (MPTL)は、このほどアンドラプラデシュ州送電会社APTRANSCOに対する鋼心アルミより線(ACSR)Moose Conductorの納入契約22クロー(US$468万)を獲得した。
当面6ヶ月以内に900キロのコンダクターを製造・検査・納入するが、納入量は最終的に1900キロに拡大される。マーシャル・パワーの2000-01年度年商は120クロー(US$2555万)、純益は9.73クロー(US$207万)で、今年は150クロー(US$3194万)の売上を見込んでいる。ポンディシェリーの工場では最大61ストランドのACSRコンダクターを製造できる。
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