2001-06-06 ArtNo.26235
◆Sun Pharma、米国FDAからペトキシフィリンの適合証明獲得
【ムンバイ】マハラシュトラ州ムンバイ拠点のSun Pharmaceuticals Ltd(SPL)は、同州Ahmednagarに設けた工場におけるペントキシフィリン(pentoxifylline:経静脈/経口メチルキサンチン誘導体)のバルク製造に対する米国食品薬品局(FDA)の認可を取得した。
インディアン・エクスプレスが6月4日伝えたところによれば、SPLはこれにより6000万米ドルの世界市場を開拓することが可能になった。ペントキシフィリンは末梢循環障害(peripheral vascular disease)の治療に用いられるバルク薬品で、同社はこれまで欧州やラテン・アメリカの大口エンド・ユーザーにペトキシフィリン中間体を納入して来たが、今や適合証明書(Certificate of Suitability)とDMF(Drug Master File)の双方を手に入れたことから、より付加価値の高い製品を販売できるようになったと言う。
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