2001-06-06 ArtNo.26232
◆Samtel India、ポンティシェリーにPCモニター工場新設
【ニューデリー】年商1000クロー(US$2.12億)のSamtelグループの一員、Samtel Indiaはポンディシェリーに新たに年産100万台のパーソナル・コンピューター(PC)用モニターの製造工場を設ける方針を決めた。
インディアン・エクスプレスが6月4日伝えたところによれば、Samtel IndiaのMS Kohli重役(AGM)は同紙に以上の消息を明らかにするとともに、新工場のコストは800万米ドル前後で、2002年半ばの稼働を目指すと語った。
同女史によれば、現在、年間約50万台のPCモニターを製造する能力を有するSamtel Indiaは、モニターの輸出市場開拓を目指し、海外におけるディストリビューションを引き受ける戦略パートナーを物色している。
Samtel Indiaの2003-04年のPCモニター販売台数は100万台に達する見通しで、内20%を輸出することを計画している。Samtel Indiaは過去15年間、欧州及び極東市場を開拓してきた。このため既存のネットワークを利用した輸出の拡張が図られる。輸出される製品がSamtelの商標を用いるか、否かには拘泥しない。
Samtel Indiaはまた現在26のサービス・センターを来年半ばまでに135に拡大する計画で、フランチャイズ方式を通じたサービス・センターのアウトソーシングを計画している。
この他、14インチ・モニターが現在、売上全体の35~40%、15インチが45%、17インチが15~20%を占めているが、今年は同比率を15:60:25にする計画だ。同社の市場シェアは過去3年間に5%から12%以上に拡大したが、今年は19%が目指されると言う。
|