【バンガロール】カルナタカ州バンガロール拠点のMaini Groupが、米国拠点の技術パートナーAevt Incの33%の出資を得て設立した払込資本5.85クロー(US$125万)のReva Electric Car Companyは4日、インド初の電気自動車“REVA”を発売した。
インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが6月5日、MainiグループのSudarshan Maini会長及びChetan Maini重役(MD)の言を引用し報じたところによると、地元部品使用率95%のREVAのバンガロールにおける売り出し価格は24万9500ルピー(US$5313)と、海外で販売されている同様の製品の価格2万2000米ドルを遙かに下回る。今月末までにバンガロール市内で実際に路上での走行に供され、キロ・メートル当たりのラニング・コストは0.4ルピー。パワー・パックの寿命は4万キロで、1回の充電(220V/15A)で80キロ走行できる。ツー・ドア、ハッチバックの車内には大人2人と子供2人が乗車でき、クラッチや変速ギアは存在しない。エネルギー・マネージメント・システムのスチール・スペース・フレームには、電気自動車モーター・コントローラーのワールド・リダー、Curtisの支援下に開発した独自技術が採用されている。
当面はバンガロールのみで販売されるが、来年は販売網を段階的に全国に拡大する。初年度に1500台、3年内に年間1万2000台の製造を目指す。既に英国、日本、モーリシャス、ネパール、ミャンマー、イスラエル、ノルウェー、スリランカ方面からも引き合いを受けていると言う。