1995-08-03 ArtNo.2622
◆<星>プロモーション奏功し7月の旅行者5.7%増加
【シンガポール】7月のフード・フェスティバルと7月14日-8月13日のグレート・シンガポール・セールを目玉としたシンガポール観光局(STPB)のプロモーションが奏功し、7月にシンガポールを訪れた外国人旅行者は昨年同月の64万2815人を5.7%上回る約70万人に達した。
STPBは今年の外国人旅行者の成長予測を当初の5~7%から3~5%に下方修正したが、今年初5カ月の来星客の伸び率は3%と、修正後の目標値の下限にとどまった。こうした中でSTPBはシンガポール航空(SIA)等と共同でASEAN域内を中心にフード・フェスティバルとグレート・シンガポールの宣伝に力を入れてきた。こうした努力が甲斐有ってか、マンダリン・シンガポールの7月の客室稼働率は91%に達した。同ホテル幹部は、インドネシア人宿泊客の比率が通常の5分の1から3分の1に高まったとしている。またフード・フェスティバルの主要会場となったクラーク・キーのフード・ビレッジの売上は50~70%アップしたという。(ST:8/2)
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