【ジャムシェドプル】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)がジャールカンド州Jamshedpurに設けた工場の6部門は6月4日から6日間操業を停止、少数の緊急要員を除き約1万人の労働者が一時帰休する。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ライン電子版が6月1日、Telcoのステートメントを引用し伝えたところによれば、低調な市況、取り分け商用車に対する需要の減退に鑑み、ジャムシェドプル工場の一時操業停止を決めた。
操業の一時停止を通じた在庫や浪費の削減により、Telcoはその競争力を維持し、株主の利益を守ることができる。操業停止期間を利用して設備の保守点検や一層のコスト削減と品質改善に関する見直しも行われる。休業に伴う給与カットは行われないが、社員特典や有給休暇に調整が加えられると言う。Telcoは昨年度も一時的な操業停止を行っている。