2001-06-04 ArtNo.26196
◆Tisco、US$1.18億純益計上、31%アップ
【コルカタ】インド最大の民間鉄鋼会社Tata Iron and Steel Company Ltd(TISCO)は、2001年3月期年度に前年を31%上回る553クロー(US$1.18億)の純益を計上。これを受けてTisco取締役会は50%の年間配当を決めた。これは前年を10%ポイント上回る。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが6月2日伝えたところによれば、Tisco取締役会は1日の会議で、2001年7月に退任するJamshed J Irani専務取締役(MD)に替わりB Muthuraman氏を新MDに指名、同時にT Mukherjee氏を鉄鋼部門の、F A Vandrevalaを新ビジネス・関連ビジネス部門の、A N Singh氏を法人サービス部門の、それぞれ副MDに指名した。
Tiscoのステートメントによると、幅広い製品ミックス、マージンの若干の改善、持続的コスト削減、前年を僅かに上回る生産量等が、過去最高の602.44クロー(US$1.28億)の税引き前利益に貢献した。税・特別項目支出を差し引く以前、減価償却費を除いた後の粗利益も78%増の888クローを記録した。
純売上は前年比13%増の7759クロー(US$16.52億)をマークした。ちなみに前年の売上にはセメント・ビジネスの売上が含まれていたが、昨年度は含まれていない。鉄鋼の売上は6%増の320万トンを記録した。
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