2001-06-04 ArtNo.26194
◆NTPC、マハラシュトラ州にUS$17億発電所建設準備
【ムンバイ】国営電力会社National Thermal Power Corporation Ltd(NTPC)はマハラシュトラ州のVidarbha及びKonkan地区にそれぞれ1000MW(メガワット)クラスの石炭火力発電所を設ける計画で、コストは各4000クロー(US$8.5億)以上と見積もられる。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが6月1日報じたところによれば、NTPCのR D Gupta重役(ED)は5月31日記者会見し、以上の消息を語った。
Vidarbhaプロジェクトについては、既に石炭調達のアレンジが完了、水供給に関する州政府の回答を待っている。マハラシュトラ州に同社はまだ発電施設を設けておらず、Nagpur付近のMaudaを候補地として検討している。同地には各500MWの発電施設2基が据え付けられる。
Konkan地区の建設地は間もなく決定される。沿海地区に発電施設を設ける際は、輸入石炭を国産石炭とブレンドして用いる可能性が検討される。
NTPCはまたチャッティースガル州Sipatに建設する1980MWの発電施設にメガ・プロジェクト・ステータスを認めるよう政府に申請している。同ステータスが認められれば、販売税、関税、消費税が免除され、10%ほどコストを削減できると言う。
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