2001-06-01 ArtNo.26187
◆IT対応サービス、向こう2年間にUS$2億外国直接投資誘致
【チェンナイ】インドの情報技術(IT)対応サービス産業は向こう2年間に新たに2億米ドルの外国直接投資(FDI)を誘致、FDI累積総額は5億米ドルに達する見通しだ。
エコノミック・タイムズが5月31日報じたところによれば、全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)が5月29/30日に主催した「IT対応サービス」に関するセミナーの席上、NASSCOMのPhiroz Vandrevala会長は以上の見通しを語った。それによると、IT対応サービスは2001年3月期年度に、前年度の2400クローのほぼ2倍の4100クロー(US$8.73億)の売上を実現、今年の売上は6300クロー(US$13.42億)が見込まれている。コンテンツ開発だけで昨年の売上は1800クローに達し、バック・オフィス・サービスの売上は1400クローを記録した。向こう5年間には他業種に比べて最大規模の雇用機会を創出する見通しだ。ちなみに「2008年までに100万人の就業機会創出」がこの日のセミナーのテーマ。
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