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2001-06-01 ArtNo.26181
◆原油生産、2010年には日量80万バレルに
【ニューデリー】インドの原油生産量は現在の日量65万バレルから2010年には日量80万バレルに拡大、輸入原油への依存が軽減される見通しだ。
エコノミック・タイムズが5月31日報じたところによると、石油天然ガス省のP Shankar次官(近く退任)は30日催された記者会見の席上、以上の見通しを語った。それによると、生産量の拡大が見込まれる理由は、新探査ライセンス政策下の第1次、第2次入札によりライセンスが発行された新鉱区からの原油が加わるためで、ライセンスを獲得した内外の企業は、これまでにほぼ5億米ドルを投資、何れも明るい見通しを抱いている。政府もプロジェクトの進捗状況に満足している。
国内総生産(GDP)の5~5.5%の成長をベースにすれば、国内石油需要は年率3%の成長を遂げ、原油輸入量は現在の7500万トンから2010年には1億1000万~1億1500万トンに拡大する見通しだ。
中国の原油生産は現在の日量100万バレルから2020年までには500万~800万バレルに拡大するものと見られるが、引き続き西アジアからの輸入に依存するものと見られる。
インドは元々西アジアからの原油輸入に大きく依存してきたが、西アジアからのパイプラインによるガス輸入やOPEC諸国との二国間協定を通じた新たな窓口の開拓が図られており、米国との二国間交渉も進められていると言う。
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