1995-08-03 ArtNo.2617
◆<星>ヘキスト、S$1.5億投じ酢酸ビニール単体製造
【シンガポール】ドイツの総合化学企業ヘキストの米国拠点子会社ヘキスト・セラニーズは1億5000万Sドル以上を投じサクラ島に年産17万メートル・トンのビニール・アセテート・モノマー工場を建設する。
プロジェクトを手掛けるヘキスト・アセチルズ・シンガポールが1日発表したところによれば、来年初に着工、97年年央の完成を目指す。原料の酢酸は米国テキサス州の姉妹工場から供給を受ける。このためテキサス工場の生産能力は年間5億5000万ポンド(2億4970万キロ)拡大され、今年末には18億ポンド(8億1720万キロ)に達する。またエチレンと酸素はそれぞれムルバウ島のペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール(PCS)とサクラ島のエア・プロダクツ社から購入すると言う。(ST,BT,LZ:8/2)
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