2001-05-31 ArtNo.26161
◆4月の二輪車販売、バイクの増勢/スクーターの退潮持続
【ニューデリー】今年4月の二輪車販売は、モーターサイクルの販売が引き続き拡大した反面、スクーターとモーペッドの販売は下降した。この結果、二輪車の販売は全体として6.4%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズが5月29日、インド自動車製造業者協会(SIAM)の発表をもとに伝えたところによれば、4月のスクーター販売は昨年同月の9万4547台から7万5694台に19.9%、モーペッドは5万6604台から2万8151台に50.3%それぞれダウン、モーターサイクルの販売台数は昨年同月の16万5801台から19万2733台に16.2%増加した。
各社の4月のスクーター販売は、Bajaj Autoが16.4%減の3万8311台、LMLが34.1%減の1万2679台、Kineticが4.2%減の9643台、TVS-Suzukiが8.7%減の8337台と、何れもマイナス成長を記録した。
モーターサイクル販売についてはHero Hondaが21.3%増の9万6672台、Bajaj Autoが17.3%増の4万6874台、新参のLMLが4079台、同じく新参のKinetic Engineeringが3317台を記録したが、TVS-Suzukiは11.3%減の2万7477台、Yamaha Motor Escortsは2.6%減の1万2700台にとどまった。
モーペッドの販売は、TVS-Suzukiが51.9%減の1万5258台、Kinetic Engineeringが41.6%減の7412台を記録した。
また今年4月の三輪車販売台数は昨年同月の1万4002台から1万2365台に11.7%下降した。Bajaj Autoが15%減の9226台にとどまった反面、Piaggio Greavesは4.5%増の2222台をマークした。
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