SEAnews 2001-05-29 ArtNo.26153

【コルカタ】HCL Infosystemsは向こう15ヶ月間に年間25万ユニットのパーソナル・コンピューター(PC)製造施設を設け、ＰＣ生産を大幅に拡張する計画だ。
エコノミック・タイムズが5月28日報じたところによれば、ＨＣＬはポンディシェリーに設けた年産25万台の既存施設でInfiniti lineのBusybeeモデルやBeanStalkモデルを含む年間15万台のＰＣ製造しており、Infinitiレーンジの製品が全体の60％を占めている。
ＨＣＬ筋は「最終決定は下されていないが、今会計年度中にＰＣの製造能力を大幅に拡大せねばならないことは明か」、「投資のタイミングは向こう6～9ヶ月の国内ＰＣ市場の成長の如何にかかっている」と語った。同筋は具体的な投資額を明らかにすることを避けたが、業界筋は年産25万ユニットのＰＣ工場の建設コストは5～7クロー(US$106万-149万)と予想した。
ＨＣＬはアウトソーシングは考えておらず、ポンディシェリーの既存製造施設を拡張するか、同工場に隣接して新工場を設けるものと見られる。
インドのＰＣ市場は年率30％の成長を遂げているが、市場規模は依然170万台前後にとどまっている。ＰＣ市場の今後の成長の潜在性はインターネット・エコノミー、取り分けインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)及びネット・サーフィン人口の増加の如何にかかっていると言う。