2001-05-28 ArtNo.26145
◆IICT、78件US$408万の研究請負契約に調印
【ハイデラバード】Council of Scientific and Industrial Research(CSIR)がアンドラプラデシュ州ハイデラバードに設けた化学研究機関 Indian Institute of Chemical Technology (IICT)は昨年(2000-01)を通じて78件、合計19クロー(US$407万)の研究プロジェクト請負契約を結んだ。
インディアン・エクスプレス及びヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月25日、IICTのKV Raghavan理事の言として伝えたところによると、請負契約1件当たりの平均収入は5年前の50万ルピーから190万ルピーに拡大しており、昨年のこの種の契約収入は前年比35%増の3クロー(US$64万)をマーク、CSIR傘下40余の研究機関のトップに立った。
しかし契約研究活動は対外収入の30%に制限している。昨年の対外収入は12クロー(US$257万)に達し、国際企業と新たに11件、110万米ドルの契約に調印した。
これまでに、米国のArQule、デンマークのNovo Nordisk、ドイツのBoeringer、英国のSmithLine Beecham、香港のFMC、日本の三菱化学、フランスのL'Oreal等と研究契約を結んでおり、2001年3月末までに37クロー(US$792万)の外貨を獲得した。外貨獲得額は今年末までに50クロー(US$1070万)以上に拡大する見通しだ。
またIICTはこれまでに国内と国外において合計114件の特許登録を行っており、昨年は米国における39件、日本と欧州連合(EU)における各9件を含め、75件の特許を登録したと言う。
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