2001-05-28 ArtNo.26144
◆LG、PCの生産開始、PCモニター31%のシェア目指す
【ニューデリー】韓国系LG Electronics India Ltd(LGEIL)は、インドにおけるパーソナル・コンピューター(PC)組み立てラインの操業を開始するとともに、PCモニター市場の31%のシェア獲得を目指している。
エコノミック・タイムズが5月25日、LGEILのステートメントを引用し報じたところによれば、同社はPCモニターの売上を昨年の240クロー(US$5139万)から今年は500クロー(US$1.07億)に拡大することを目指しており、ノートブックPCをインド市場に投入すべきか否かも検討している。LGEILはまた携帯電話、皿洗い機、料理用器具を含む新製品をインド市場に投入する計画だ。
PTI通信のインタビューに応じたLGEILのYasho Verma副社長によると、情報技術(IT)周辺機器部門が今年の成長を牽引、同部門は今年の売上の20%に貢献する見通しだ。PCモニターに関しては現在の10モデルを今年末までに14モデルに拡大する方針で、オプティカル記憶装置にも照準を合わせている。
LGEILが1000万米ドルを投じて設けた既存のPCモニター組み立てラインの年産能力は35万台だが、新たに設けられる本格的な製造施設のキャパシティーは年間35万台で、50万台まで拡張できる。N S Bindra重役(セールズ&マーケッティング担当GM)は、PCモニター事業が同社製品ポートフォリオの最大部門に成長するものと予想した。
|