2001-05-28 ArtNo.26139
◆フィアット、Uno/SiennaのCNGバージョン発売
【ムンバイ】Fiat India Ltd(FIL)は24日、Uno及びSiennaの圧縮天然ガス(CNG)バージョンとUnoのエコノミー・バージョン“Trend”を発売した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが5月25日報じたところによれば、Fiat AutoはUnoとSienna用のCNGキットを開発した。新車ばかりでなく、これまでにUnoやSiennaを購入したものも、同キットさえ据え付ければ、ダッシュボード上のスイッチ一つで、CNGシステムもしくはガソリン・システムに転換できる。したがってUnoはシングル・ポイント・フュエル・インジェクション、Siennaはマルチ・ポイント・インジェクション・システムを装備しているが、CNGバージョンはこうしたエンジン・システムに如何なる変更も加えない。
一方、Bセグメント・エントリー・バージョンのトレンドは、1242CC、62馬力、セントラル・フューエル・インジェクション・システムを装備、ガソリン車の価格は32万9000ルピー(US$7045)、ディーゼル車は37万5000ルピー(US$8030)で、いずれもエアコン付き、FILはMaruti 800やSantroの顧客に照準を合わせていると言う。
2000年9月以来、ディーラー10社を追加したFILは、今年末までにさらに20社を加える計画だ。
他方、インドの自動車市場は縮小傾向を見せているが、Palio発売計画に変更はない。同社はこれまでにインドにおけるPalio発売計画に2億5000万米ドルを投資したと言う。
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