【ニューデリー】赤字経営からの脱却を図る国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)は昨年度、主に経営の改善と低コスト・ローンへの乗り換えを通じ、負債額を945クロー(US$2.02億)縮小することに成功した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが5月25日、SEIL筋の消息として報じたところによれば、SAILの負債額は2000年3月末の1万4875クローから2001年3月末の1万3930クロー(US$29.83億)に下降した。
とは言えB K Tripathi鉄鋼相は、今月初に行われたSAIL業績の四半期見直し会議後、SAILの負債総額はほぼ1万4000クローと、極めて高水準で、早急に縮小しないなら、再度高額な利子返済負担に直面することになると警鐘した。