SEAnews 2001-05-25 ArtNo.26127

【ニューデリー】農業省は全国の18州をリストアップし、これらの州に向こう10年間に14万クロー(US$299.79億)の食品加工プロジェクトを誘致することを目指す野心的計画を発表した。
インディアン・エクスプレスが5月23日、農業省の最近の調査レポートを引用し伝えたところによれば、マハラシュトラ州には2万2786.40クロー、タミールナド州には1万7645.60クロー、西ベンガル州には1万5451.80クロー、パンジャブ州には6529.60クロー、ハリヤナ州には2153.20クローの投資が見込まれる。
農業省は州政府に対し、中央政府はこの種のプロジェクトに10年間の免税優待を適応するが、州政府もそれにマッチした販売税やその他の地方税の免除を認めるべきだとアドバイスしている。これにより生産された食品のコストは少なくとも40％下降、製品の市場は拡大、一般消費者もその恩恵を享受できる。
また向こう10年間に14万クローの投資が実行されるなら、国内で生産される食品の付加価値は同期間に現在の7％から35％に、加工率は2％から10％に拡大すると言う。