2001-05-25 ArtNo.26118
◆HAL、ロシア・コンソーシアムと多目的航空機製造
【バンガロール】カルナタカ州バンガロール拠点のHindustan Aeronautics Limited(HAL)は、ロシア・コンソーシアムと共同で多目的輸送機の設計/製造を手掛ける。
インディアン・エクスプレスが5月23日伝えたところによると、HALのCG Krishnadas Nair会長は同紙に以上の消息を語った。それによると、合弁製造される多目的輸送機は、世界の同種の航空機よりも少なくとも30%割安で、乗用に供する際は100シートを備えることができ、軍用/民用輸送機としては15~20トンの貨物を積載できる。プロジェクトの投資額は2000~3000クロー(US$4.28億-6.42億)で、HALは、投資資金を外部から調達する計画だ。
目下詳細プロジェクト・レポートの段階に有り、民間部門の出資を得るか否かも検討している。政府は最近、国防産業部門を民間に開放、最大26%の外資の出資も認めた。HALは現在2つの合弁事業を手掛けており、更に多くの合弁事業を手掛けることもあり得る。一部の領域では共同生産や合弁が可能で、インドは現在多くの武器を輸入しているが、海外の業者がインドで製造を手掛けるなら、より良好な管理も可能と言う。
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