2001-05-24 ArtNo.26106
◆PEPCの製油事業コスト、US$5.68億に上方修正
【ニューデリー】インド政府は22日、Petro Energy Products Company(PEPC)のプロジェクト・コストを当初見積もりの500.25クローから2652クロー(US$5.68億)に上方修正することを認めた。
エコノミック・タイムズ電子版が5月22日伝えたところによれば、政府スポークスマンはこの日催された経済問題閣僚委員会(CCEA:cabinet committee of economic affairs)の会議後、以上の消息を明らかにした。それによるとCCEAは、PEPCの出資構成の再編も認めた。PEPCには当初、外資が29%、インド人非居住者(NRI)が11.5%出資するはずだったが、NRIとOCB(overseas corporate bodies)が95%、地元投資家が残りの5%を出資することになった。
ガソリン、ナフサ、灯油、ハイスピード・ジーゼル、燃料油、液化石油ガス(LPG)の生産が予定されているPEPCプロジェクトは1994年に政府の認可を得ており、当初はポンディシェリー近郊のKaraikalに年間原油処理能力144万メートル・トンの製油施設を設けるはずだったが、年間精製能力は1995年7月に480万トンに引き上げられ、建設地もアンドラプラデシュ州Kakinadaに移された。
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