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2001-05-24 ArtNo.26105
◆マハラシュトラ州政府、ゴドボレ委員会議長の辞任で震撼
【ムンバイ】米国のエネルギー会社Enron傘下のDabhol Power Company (DPC)とマハラシュトラ州電力局(MSEB)の間の紛争を調停し、両社間で結ばれた電力購入契約(PPA)の再交渉の任を委ねられた特別委員会の議長、Madhav Godbole氏が23日、突然辞任したことから、マハラシュトラ州政府が一層の窮地に立たされている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズ電子版が5月23日報じたところによると、中央政府の内務次官も務めた経歴を有するゴドボレ氏は、この日、ナショナリスト国民会議派(NCP:Nationalist Congress Party)のSharad Pawar党首の侮辱発言に抗議、ゴドボレ委員会の議長を辞任した。Pawar氏は前日夕刻、「州政府を代表して交渉に当たっている者はネガティブなアプローチを採用している」と述べ、ゴドボレ氏が州政府を代表して交渉を進める適任者ではないとの考えを明らかにした。
ゴドボレ氏はPTIのインタビューに対して「どうしてそんな発言ができるのか」、「一体、PPA条件に関して交渉を進めているのは誰なのか」、「この種の発言は交渉者の交渉力を強化しないばかりか、崩壊寸前の状況に対する収拾能力を自ら弱めるに等しい」と、憤りを表明した。
マハラシュトラ州政府は、状況の急変に伴い、この日予定されていたエンロン及びDPCとの第2ラウンドの交渉をキャンセルした。マハラシュトラ州のVilasrao Deshmukh首席大臣は、PTIに対し、「ゴドボレ氏の知識と経験は、米国エネルギー・ジャイアンツとの再交渉には不可欠」、「自分はマハラシュトラ州政府を代表し、ゴドボレ氏に再考を求める」と語った。
PTIから「辞表を撤回する考えは有るか」と質問されたゴドボレ氏は、「実際に回答する必要が生じた際にのみ回答できる」と答えた。
他方、NPCのPawar党首は、PTIのインタビューに対し、「自分はマハラシュトラ州政府に代わって発言した訳ではない」、「ゴドボレ氏の辞任は個人的なもの」、「ゴドボレ委員会は未だ完成していない任務を最後まで遂行すべきだ」等と語った。
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