【ニューデリー】中央銀行Reserve Bank of IndiaのY.V. Reddy副総裁は22日、今年の国内総生産(GDP)成長率を6~6.5%と予想した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン電子版が5月22日伝えたところによれば、Reddy氏はこの日マスコミに以上の見通しを語った。それによると6~6.5%の成長率は中央銀行の金融政策でも触れられており、妥当な予測値と言える。6~6.5%の天井に近い数字になるかボトムに近いものになるかは、モンスーンが順調か否かにかかっている。
対外環境はまずまずの状況が保たれており、国際石油価格の上昇や米国経済のスローダウンに対する懸念は存在するものの、他の国に比べればインドに対する影響は小さいものと見られる。経常収支の赤字を2%以内に抑えることも問題はないと言う。