【ニューデリー】情報技術(IT)対応サービス部門の昨年(2000-01)の総売上は前年の2400クローから4100クロー(US$8.78億)に70%の成長を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びエコノミック・タイムズが5月21日伝えたところによれば、全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)は19日、以上の統計数字を発表した。それによると昨年のIT対応サービス売上は同協会の予想を100クロー上回ったばかりか、過去最高の成長率をマークした。
特に最も顕著な成長を見たのは、コール・センターやカスタマー・サポート・センターを含むカスタマー・インターラクション・サービスで、前年比112%増の850クローをマーク、バック・オフィス・オペレーションは42.1%増の1350クローに達した。またIT対応サービスの雇用総数は7万人に達し、IT対応サービスのITソフトウェア/サービス産業に占めるシェアは1998-99年の6.5%から2000-01年の10.6%に拡大した。Nasscom-McKinsey報告によれば、同シェアは2008年には20%を超える見通しだ。
Nasscomは5月30日から2日間にわたりタミールナド州チェンナイで“2001年度インドIT対応サービス”会議を開催すると言う。