2001-05-22 ArtNo.26091
◆ジンダル・スチール、昨年の純損失US$1063万に拡大
【ムンバイ】カルナタカ州拠点の地場鉄鋼会社Jindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)は、2001年3月期年度に、前年の14.82クローを上回る49.62クロー(US$1063万)の純損失を計上した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月21日伝えたところによれば、昨年の営業額は1163.75クロー(US$2.49億)と、前年の809.01クローを上回った。昨年の熱間圧延コイルの生産量は85万1559トンと、前年を35%上回ったものの、鉄鋼市場の深刻なリセッションに祟られ、純売上は前年を下回った。しかしCorexプロセスで生産されたスラブを用い、社外からの購入を削減したため、生産コストは大幅に縮小した。
これまでに中国向けに12万5000トンのペレットを輸出したJVSLは、別に12万トンの手持ち輸出契約を有し、今月中に2万2000トンのHRCを東南アジア向けに出荷する。
今後鉄鋼プラントが全面稼働することにより、2001-02年のボトム・ラインは改善が見込めると言う。
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