2001-05-22 ArtNo.26089
◆Rashtriya Chemicals、Paradeep Phosphate政府持分買収目指す
【ムンバイ】国営大手化学肥料会社Rashtriya Chemicals & Fertilisers Ltd (RCF)はParadeep Phosphate Ltd (PPL)の支配権益買収に強い関心を見せている。
インディアン・エクスプレスが5月21日伝えたところによれば、インド政府はPPLの74%の持分売却を目指し、Deloitte Touch Tohmatsu India Pvt Ltdをアドバイザーに指名したが、RCFは複数の他の企業とともに既に入札意向書(EOI:expression of interest)を提出している。
業界観測筋によると、西部市場に強力なプレゼンスを有するRCFは、PPLの権益を手に入れることにより東部地区にも足場を築くことができる。
払込資本341.7クロー、燐酸二アンモニウム(DAP)及びNPK(窒素燐酸カリ)肥料の製造を手掛けるPPLのDAP年間製造能力は72万トンとアジア最大規模を誇る。この他、硫酸と燐酸の製造施設や発電施設を有する。
RCFはThalとTrombayに窒素、燐酸塩、カリ肥料工場及び工業用化学品工場を有する国内最大規模の化学/肥料会社。
|