【ムンバイ】Mercedes Benz India Ltd(MBIL)は、中古車鑑定基準を設定、中古車の輸入に本腰を入れるとともに、1年内に多目的車や200万ルピー以下のAクラス/Mクラス・カーを発売する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びインディアン・エクスプレスが5月18日伝えたところによると、MBILのJuergen Ziegler重役(MD/CEO)はCクラス・モデルの発売会の席上、以上の消息を語った。それによると、同社は現在インド国内で中古車を購入、技術的/商業的評価を加え、補修を施した後販売しているが、需要に追いつかない状況にある。
またMBILはこれまで200万~500万ルピーの3種類のモデルを販売して来たが、目下、低価格なA/Mクラス・モデルと多目的車をインド市場に投入する事業化調査を進めている。
この日発売されたCクラス新モデルは既存のものより20%パワフルで、トルクも43%増し。ガソリン・エンジン車は2005年の排ガス基準EU-4を満たしており、燃料消費も14%少ない。MBILは今会計年度に7クロー(US$150万)を投じ、広告宣伝を展開する計画と言う。