【ニューデリー】インド企業のプロジェクト投資は2000年5月から2001年4月の間に10%の成長を見たが、部門別に見ると、プラス成長を見たのはインフラストラクチャー部門のみだった。
エコノミック・タイムズが5月17日、インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)の最新レポートを引用し報じたところによれば、2001年4月時点における実行中のプロジェクトの未支出の合計投資予定額は147万6780クロー(US$3162.27億)と、2000年4月時点の134万2841クローを9.97%上回った。コンピューター・ソフトウェア、テレコミュニケーション、インターネット関連のインフラ施設、道路、商業ビル、倉庫・流通施設等の領域に対する新規投資が増加した。その反面、製造業、鉱業、電力部門は、何れもマイナス成長を遂げ、灌漑プロジェクトは停頓状態を続けている。