SEAnews 2001-05-17 ArtNo.26053

【ムンバイ】Indian Petrochemicals Ltd (IPCL)はグジャラート州のGandharとNagothaneに設けた施設をReliance Industries Ltd(RIL)に売却する最終段階の交渉を進めているもようだ。
インディアン・エクスプレスが5月15日伝えたところによれば、政府はＩＰＣＬの59.96％の持分中25％を売却する方針を決め、先ずＩＰＣＬのグジャラート州VadodaraユニットをIndian Oil Corporation (IOC)に売却、その後2001年第1四半期にNagothaneのMaharashtra Gas Craker ComplexとGandharのGandhar Petrochemical Complexの各25％の権益を売却する戦略パートナーの選考入札を募集した。
これを受けてＩＯＣはDow ChemicalsとSoros Chaterjeeに接触、共同入札を試みた。政府はＩＯＣとソロス・グループの共同入札を認めたが、これに伴いダウはレースから撤退した。この結果、最初の入札選考を通過したのは、Soros ChaterjeeとＲＩＬ2社のみになった。
マーチャーント・バンク筋によると、デュー・ディリジェンス後、ＲＩＬと政府サイドの最終評価作業が進められているもようだ。しかしＲＩＬ、ＩＰＣＬ、政府持分処分局(DOD:department of disinvestment)の何れも、インディアン・エクスプレスのＦＡＸによる質問に回答しておらず、確認はとれていないと言う。