SEAnews 2001-05-17 ArtNo.26050

【ニューデリー】指導的ネットワーク・アンチ・ビールス、インターネット・セキュリティー企業、Trend Microは直接営業拠点を設ける戦略に基づきインドに研究開発(R&D)センターを設置する可能性を検討している。
エコノミック・タイムズが5月16日伝えたところによれば、トレンド・マイクロは、目下のところ多数の地元インフォテック企業をビジネス・パートナーに指名することを通じてインド・ビジネスを手掛けている。今年2月にマハラシュトラ州ムンバイに連絡オフィスを開設した同社は、100％出資子会社設立の前奏として、デリー、タミールナド州チェンナイ、カルナタカ州バンガロールにもオフィスを開設することを計画している。
トレンド・マイクロのFrank Leu重役(東南ｱｼﾞｱ/南ｱｼﾞｱ担当MD)によると、インドにおける営業額は昨年300％の成長を見ており、同社はインドの大きな潜在性に注目している。同社指導部は目下、インドにおける子会社の設立とＲ＆Ｄセンターの開設を検討しているが、最終決定までにはなお時間を要する見通しだ。いずれにしてもトレンド・マイクロはインド市場にプレゼンスを築くことに大きな関心を寄せていると言う。