1995-08-02 ArtNo.2602
◆<星>SIA、年内にインドにおけるソフト開発事業に着手
【シンガポール】シンガポール航空(SIA)は今年末にインドにおけるソフトウェアー開発合弁事業に着手する。
SIA幹部が月曜(7/31)に催された新データ記憶装置購入契約調印式後に語ったところによれば、昨年末に発表されたインドのタタ・コサルタンシー・サービシズ及びIT(情報技術)サービス会社Datamatics Ltdとのインドにおける合弁事業は当面SIAの社内需要に応じるものとなるが、その後商業ベースで他の企業や機関にもサービスを提供する。新合弁会社はスタート時点で45人のスタッフを雇用、その後4~5年間に30~45人を追加雇用すると言う。
SIAのIT部門はこの日、EMCコープと、航空予約/取引処理システム記憶装置の交換据えつけ契約を結んだ。同契約の下、既存メインフレームのディスク記憶装置がEMCのサメトリクス・システムに交換される。新設備の据えつけ費用は200万~280万米ドルで、同コストの5~10%のサービス料も別に支払われる。記憶容量の大きさと処理速度の速さがEMCのシステムを選んだ理由とされる。EMCはこれまでに英国航空、デルタ・エアラインズ、キャセイ・パシフィック、カンタス、スイスエアー等にそれぞれ2~119のサメトリクス・サブシステムを納入した実績を有する。(ST,BT,LZ:8/1)
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