SEAnews 2001-05-15 ArtNo.26014

【ニューデリー】地場商用車メーカー、Eicher Motors Ltd(EML)の2000－01年度純益は23.5クロー(US$503万)と、前年の15.8クローから49％の伸びを見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月11日伝えたところによれば、ＥＭＬの昨年度営業額は前年の353クローから447クロー(US$9572万)に27％拡大した。ＥＭＬのRakesh Kalra重役(MD)によると、同社は過去5年連続して業界平均を凌ぐ成長率を実現して来た。特定部門に照準を合わせた販売が奏功し、販売台数は前年の6931台から8438台に22％拡大、軽商用車業界の2％の伸びや商用車業界全体のマイナス13％の伸びを遙かに上回った。業界全体の6～9トン車の販売台数は2万4208台と、前年の2万3264台を4％上回ったにとどまった。この結果、6～9トン車カテゴリーにおけるＥＭＬの市場シェアは前年の27％から32％にアップ、9トン車に限ってはシェア52％で、業界のトップに立った。
2001年1－3月期の粗売上は145.9クロー(US$3124万)と、前年同期の119.7クローを22％上回った。同期の販売台数は2761台と、前年同期の2373台を16％上回った。
ＥＭＬは今会計年度末までに予定通り16トン車、“Eicher 20.16”の商業生産を開始する。同プロジェクトのコストは内部資金と借入で賄われる。
年商1000クロー(US$2.1413億)のEicherグループに属するＥＭＬは傘下に133の公認セールス・サービス・センター、300の公認スペア・パーツ店、4000のメカニクス・ショップを擁する。
Eicherグループは商用車の他、トラクター、大型モーターサイクル、自動車関連製品／部品の製造・販売・輸出を手掛けている。