【ニューデリー】反ダンピング局(ADA:anti-dumping authority)は中国から輸入される薬品原料2MNIに暫定反ダンピング税を課すことを提案した。
インディアン・エクスプレスが5月9日伝えたところによれば、商工省傘下の反ダンピング/関係税総局(DGAD:Directorate General of Anti-dumping and Allied Duties)はキロ当たり4.79米ドルと輸入陸揚げ価格の差額に相当する反ダンピング税を中国産2MNIに課すよう提案した。
DGADはムンバイ拠点の製薬会社Aarti Drugs Ltd及びUnichem Laboratories Ltdの訴えに基づき2000年4-12月の間に中国産2MNIに対する反ダンピング調査を実施、ダンピングが行われたものと判定した。
2MNIはMetronidazole、Tinidazole、Dimetridazole、Ornidazole、Scenidazole等の薬品を製造する際に用いられる.クリーム色の粉末中間体。