2001-05-04 ArtNo.25943
◆インテル、世界的人員削減に関わらずインドR&Dビジネス拡張
【ニューデリー】マイクロプロセッサー・ジャイアンツ、Intel Corporationは米国景気の後退に伴い8万9000人のスタッフを8万5000人に削減する等、世界的規模でコスト削減を強いられているが、インドにおける研究開発(R&D)事業は引き続き拡大する方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月3日報じたところによれば、インテルのPatrick Gelsinger副社長兼技術主任(CTO)は同紙に以上の方針を語った。それによるとインドにおけるR&Dビジネスでは、ソフトウェア及びハードウェア開発の能力を養うことに重点が置かれ、チップ開発活動も拡大される。インテルは現在デリー、バンガロール、ムンバイに3つのR&Dセンターを設けている。これらのセンターには400人以上のスタッフが勤務している。
インテルはまた政府や教育機関との提携も強化する。しかしGelsinger氏はロジスティクス上の問題を指摘、インドに製造施設を設ける可能性を否定した。
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