2001-05-04 ArtNo.25940
◆Ranbaxy、米・中・露バイオテック・パートナー物色
【ニューデリー】地元製薬会社Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)は、バイオテクノロジー市場のシェアを拡大する狙いから、国内ばかりでなく米国、中国、ロシア方面のパートナーを物色している。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが5月3日、RLLのJM Khanna社長(R&D担当)の言として伝えたところによれば、同社はまたCISR(Council for Industrial and Scientific Research)傘下の政府系研究機関や地元民間企業とも提携交渉を進めている。研究開発(R&D)協力、ライセンシング、製品の共同マーケッティングのような提携方式が検討されており、3~4ヶ月後には、具体化する見通しだ。“enzymes therepeutic proteins”、“interferons”、“cell culture”、“cancer”、“diabetes”等の特定のバイオテック領域やバイオテック・セクター全体が協力の対象に成り得る。
RLLは、バイオテックR&Dのために既存の研究施設の拡張を準備しており、この方面でも他の研究機関との提携の可能性を検討していると言う。
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