NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2001-05-04 ArtNo.25936
◆商船三井等、エンロン本社でダブホールLNG輸送問題協議
【ニューデリー】エンロンがプロモーターを務めるDabhol Power Company (DPC)を巡る紛糾が長期化し、金融機関がDPCの液化天然ガス(LNG)輸送プロジェクトに対する融資に二の足を踏む中、Greenfield Shipping Companyのプロモーター3社、商船三井、エンロン傘下のAtlantic Commercial Inc(ACI)、インドの国営海運会社Shipping Corporation of India(SCI)は、米国ヒューストンのEnron Inc本社に集合、LNG輸送契約の処理問題を協議した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月3日、消息筋の言として報じたところによれば、LNG輸送問題は最終的にエンロンが発電プロジェクトそのものに関して如何なる方針を決定するかにかかっている。それは決して第2期プロジェクトのみに関わるものではない。何故なら第1期プロジェクトの燃料も一両年中にLNGに転換されるものと見られるためである。
プロモーターらは既に積載量13万5000立米のLNGタンカーの建造費2億2400万米ドルの70%を三菱重工業に支払っている。Laxmiと命名されたLNGタンカーは今年10月末までに引き渡される。
ANZ Investment Bankに率いられる国際銀行11行から成るコンソーシアムがグリーンフィールド・シッピングに返済期間10年、金利libor上乗せ325ベイシス・ポイント、総額1億6500万米ドルの借款供与を認めている。
商船三井が60%、ACIとSCIが各20%出資しているグリーンフィールド・シッピングは、西アジアからマハラシュトラ州の発電所にLNGを輸送する1日9万8600米ドル、20年間のタイム・チャーター契約をDPCと結んでいる。LNG輸送は一般に長期契約ベースのため、二次市場が存在せず、グリーンフィールド・シッピングがLNGタンカーを他の用途に転用しようとしても顧客を見出すのは困難である。LNGタンカーの建造価格が最近上昇に転じたことが、グリーンフィールド・シッピングにとって多少有利な環境変化と言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.