2001-05-03 ArtNo.25933
◆リライアンス、ジャムナガル発電事業に間もなく着手
【ニューデリー】Reliance power Ltd(RPL)は、電力省緊急事態対策グループ(CRG:crisis resolution group)が間もなく金融アレンジを完了するのを受けて、大幅に遅延している500MW(メガワット)のJamnagar火力発電プロジェクトに着手する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが5月1/2日伝えたところによれば、総コスト3150クロー(US$6.75億)のプロジェクトの金融アレンジは、CRGが債権金融機関との売上のシェア方式を考案したことから、間もなく合意に達する見通しだ。関係方面のトップ・クラスがPTI通信に語ったところによれば、債権金融機関は運転資金管理銀行のState Bank of Indiaから、プロジェクト収入の発生時に売上分与額を源泉徴収する。
RPL幹部は以上の消息を確認するとともに、「グジャラート州電力局(GSEB)との間でエスクロー協定が調印されるのを待って金融アレンジは完了する」と語った。循環流動層燃焼(CFBC:circulating fluidised-bed combustion)技術を応用した発電施設は、石油コークスを燃料として用いる。石油コークスはリライアンスのジャムナガル製油所から供給を受ける。プロジェクトは金融アレンジが合意された時点から42ヶ月後に試運転を開始。プロジェクトの借入/自己資本比率は70:30と言う。
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