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	2001-05-02 ArtNo.25915 
	◆スマート・カード製造のアイリス、US$321万投じ設備拡張 
	【ハイデラバード】インドにおける唯一のスマートカード製造業者Iris Smartcardsは、15クロー(US$321万)を投じ、アンドラプラデシュ州ハイデラバード近郊Medchalの製造施設を拡張する。  
  ザ・ヒンドゥーが4月28日アイリス・スマートカードのG. Babji重役(MD)の言として報じたところによれば、数年前に9.95クローを投じて設けられた既存工場の年産能力は500万枚。3か月後に拡張工事が完成すると、年産能力は650万枚に拡大、スクラッチ・カードやGSMカード(SIM)の製造もできるようになる。 
  Iris Automation(旧社名)時代にスマートカード技術をドイツ企業Muhlbauerから手に入れたアイリスは、社名をアイリス・スマートカードに改めた今、オーストラリアのKey CorpからGSMカード技術を、ベルギーのKeywareからバイオメトリクス(生物計測)技術を、それぞれ取得する。両技術に関わる協定は最近調印され、これに伴いデリー、ムンバイ、チェンナイにマーケッティング・オフィスが設けられる。 
  GSMカード技術は移動電話領域に、バイオメトリクスは国防/アクセス制御領域に応用できる。キーウェアの技術を用いることにより、最大4つのバイオメトリック・パラメーターを様々な順序でチップ上に埋め込むことができる。指紋の認証のようなバイオメトリクス・プロセスを装備したチップ・カード認証システムはセキュリティーの新次元を創出、アクセスを制御すると言う。 
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