2001-05-02 ArtNo.25909
◆二輪車のバジャジ、生産から販売に重心移動、輸出拡大に注力
【ニューデリー】Bajaj Auto Ltd(BAL)は、コンサルタント会社McKinsey & Coの勧告に基づきマーケッティング及びセールス業務の再編を開始した。
エコノミック・タイムズが4月29日、BALのRahul Bajaj会長兼MDの言として伝えたところによれば、二輪車と三輪車のマーケッティング部門ジェネラル・マネージャーにはTVS-Suzuki及びHindustan MotorsからそれぞれリクールトされたSridhar氏とC K Rao氏が就任する。これまでにこれら両氏を含め約100人が新規雇用された。
BALのR L Ravichandran副社長(ビジネス/製品開発担当)によると、二輪車と三輪車のマーケッティングをそれぞれ担当する2部門が設けられたのは、生産部門から営業部門に重心を移動する戦略の一環である。目的は二輪車/三輪車両部門の売上を拡大すること。
また輸出比率も現在の3%から2004-05年度までに15%に拡大、ラテンアメリカ、東南アジア市場の開拓に力を入れる。
一方、BALは積載量を拡大した三輪車新モデルを近く発売する。同社は三輪車の商用車としての機能を一層重視する方針と言う。
|