2001-04-30 ArtNo.25901
◆御木本製薬/ナンバ・ツネオ氏、ハーブ化粧品製法特許取得
【ハイデラバード】御木本製薬株式会社及びNanba Tsuneo氏は、インドの平原やサブ・ヒマラヤ地域に原生する常緑灌木“Adhatoda vasica (Vasa)”から化粧品原料を採取する技術の特許権を取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月27日、Technology Information Forecasting and Assessment Council (TIFAC)Patent Facility Centreのレポートを引用して報じたところによれば、御木本製薬はVasaから製造した化粧品には日焼け防止、素肌の白さ増進、ヒアロニダーゼ抑制、潤い保持の効果があるとしており、ナンバ・ツネオ氏はVasaから抽出した溶剤をベースにした製品を食品に注入することにより、肌の白さを増すことができると指摘している。
ちなみにヒンディー語ではarusha、サンスクリットではvasaka、テルグ語ではAdasaramuと称されるハーブには気管支炎、喘息、黄疸、胃病等の疾病に対する治療効果があるとされる。
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