2001-04-30 ArtNo.25898
◆米国スパイク・テクノロジー、デザイン・センターをオープン
【バンガロール】カリフォルニア州ミルピタスを拠点にカスタマイズされたVLSI(超大規模集積回路)の設計を手掛ける半導体コンサルティング会社、Spike Technologies Inc(STI)は26日、カルナタカ州バンガロールに設けたインディア・デザイン・センターを公式オープンした。
デカン・ヘラルドが4月27日、STIのNikhil Modi社長兼CEOの言として伝えたところによれば、同社がこれまでに500万米ドルを投じたインディア・デザイン・センターは、Cadence、Synopsys、Avanti、Altera、Xilinx社が開発した世界で最も先進的なチップ・デザイン・ツールを利用する顧客に総合的なチップ・デザイン・ソリューションを提供する。
STIの売上は1998-99年の600万米ドルから1999-00年の800万米ドル、2000-01年の1200万米ドルに拡大、利益も18%、22%、27%の成長を見た。2001-02年度には2000万米ドル、2002-03年度には3500万米ドルの売上を見込んでいる。
STIのチップは携帯電話、ネットワーキング機器、ワークステーション、家電製品、航空アプリケーション等に用いられており、同社はLSI Logic、Cisco、Sun、富士通、UMC等の大手企業にデザイン・サービスを提供している。
STIはインド市場におけるプレゼンスを一層強化する狙いから向こう3年内にウッタルプラデシュ州Noidaに総合的な独自キャンパスを設けることも計画している。
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