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2001-04-27 ArtNo.25888
◆Indal、アルミナ生産能力を100万トン以上に拡大準備
【ムンバイ】Indian Aluminium Company (Indal)はアルミナの年間生産能力を現在の45万トンから向こう数年間に100万トン以上に拡大する野心的な拡張計画に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが4月25日報じたところによれば、Indal幹部は24日の記者会見の席上「50万トンのキャパシティー追加は一定期間後に具体化するだろう」と語った。
それによると拡張計画は、ボーキサイト鉱山のリース交渉の如何にかかっている。アルミナの製造能力拡張はHindalco Industries Ltd(HIL)の需要と、輸出需要に応じるためのもので、カルナタカ州Belgaumの年産10万トンのアルミナ精錬施設のキャパシティーはデボトルネッキングを通じて12万トンに拡張される。昨年のアルミナ生産量は前年の41万3000トンから44万2650トンに拡大した。ちなみにHILは2001年3月期年度に4万3975トンのアルミニウムを生産した。
SK Tamotia社長兼CEOによると、オリッサ州Hiracudのアルミニウム精錬施設はBelgaumプラントのスメルター・ポットの移転を通じてキャパシティーが拡張される。これによりアルミニウムの精錬能力は2万7000トン拡大され、年産能力は少なくとも7万775トンに達する。ポットの移転作業は既に開始されている。
Indalはカルナタカ州における高い電力コストからBelgaum精錬施設の操業停止を強いられており、グリッド・コーポレーション・オブ・オリッサ(GRIDCO)と電力購入交渉を進めている。同交渉は最終段階を迎えている。将来的には70MW(メガワット)乃至80MWの独自の発電施設を設けることも計画している。石炭を燃料とする同発電施設のコストは250~300クロー(US$5353万-6424万)と見られ、同資金は大部分内部資金で賄われ、一部借り入れられる。発電燃料の石炭を採取する炭坑のリース交渉も既に進められていると言う。
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