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2001-04-27 ArtNo.25884
◆レイランド、商用車市況の不振に関わらず17%増益達成
【チェンナイ】地元商用車メーカー、Ashok Leyland Ltd(ALL)は商用車市況の不振に関わらず2001年3月期に、前年の78.48クローを16.8%上回る91.68クロー(US$1963万)の純益を計上、営業額も2602.68クローから2606.99クロー(US$5.58億)に僅かに増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが4月25日報じたところによれば、通年の車両販売台数は3万2475台と、前年の3万7859台を14.2%下回った。ちなみに一昨年の販売台数には陸軍に納入した4724台の中型商用車Stallionが含まれているが、完全ノックダウン(CKD)キットで納入した昨年の陸軍に対するStallionの売上は、完成車販売台数には含まれていない。民間部門における販売台数に限っては前年の3万947台から2万9879台に3.5%減少した。ちなみに2000-01年には国内中型商用車市場は22.76%縮小した。
国内車両販売の落ち込みは、輸出や産業用エンジン、海事用設備、スペア・パーツの販売により埋め合わされた。昨年の車両輸出は2411台と、前年の2188台を10.2%上回り、エンジンの販売は6004台から6311台に5.1%増加した。スペア・パーツの販売額も215.70クローから236.50クロー(US$5064万)に増加した。
ALLのDheeraj G. Hinduja取締役によると、同社はこれまで中型商用車及び大型商用車領域におけるプレゼンスを築いてきたが、今後数年間は大型商用車部門を強化するとともに、5トン未満の軽商用車市場への進出を図る方針だ。R. Seshasayee重役(MD)によれば、国内景気が回復に転じた際には、中型商用車から大型商用車及び軽商用車双方向へのシフトが生じる見通しだ。しかし大型商用車部門の強化と軽商用車部門への進出は今会計年度中には実行されない。いずれにしても同社は周期的な景気変動の影響の少ない領域の開拓に力を入れると言う。
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