SEAnews 2001-04-27 ArtNo.25879

【コルカタ】ハードウェア・システム及びサーバーの販売元、PCS Industries Ltdは、2001－02年度のパーソナル・コンピューター(PC)の売上が、消費者市場を中心に2000－01年の4万台強から7万台に75％拡大するものと予想している。
インディアン・エクスプレスが4月25日、ＰＣＳのカントリー・マネージャー、Arun Bhattacharya氏の言として報じたところによれば、市場調査会社International Data Corpは、ＰＣに関してはデスクトップが、ポータブル及びコマーシャル・カテゴリーを上回る売れ行きを見ると予想している。同社は予想される需要増に対応するため、ホーム・セグメントを中心に製造能力の拡張を図っている。
ＰＣＳが最近発売したMysticレーンジのＰＣの価格は5万ルピー(US$1070)からだが、向こう数ヶ月間には3万5000～4万5000ルピーの消費者向けミッド・セグメントのＰＣを発売する。
また流通チャンネルの数も現在の350から今年末までに500に拡大、教育、相互銀行、政府部門、地方政府部門等の領域におけるチャンネル・セールの拡大を図る。これらの領域はホーム・セグメントに次ぐ成長領域と目される。
ＰＣＳの1999－00年度の営業額は179クローだったが、2000－01年度のそれは230クロー(US$4925万)に達したものと見られると言う。