2001-04-27 ArtNo.25877
◆西ベンガル州、バイオテクノロジー・パーク開発準備
【コルカタ】西ベンガル州政府はSalt Lakeに近い3エーカーの湿地帯にバイオテクノロジー・パークを設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月25日報じたところによれば、ベンガル全国商工会議所(BNCCI:Bengal National Chamber of Commerce and Industry)が24日主催した会議の席上、西ベンガル州政府科学技術部次長、M.K. Banerjee教授は以上の消息を明らかにした。それによるとバイオテック・プロジェクトを進める施設が設けられ、先ず植物組織の培養が手掛けられる。その実、州政府科学技術部は植物組織の培養プロジェクトをこれ以前から手掛けており、今や民間部門が商業化の可能性を探るべき時機が来ている。
この日の会議の発起人でもあるインド商工会議所協会(ASSOCHAM)のRaghu Mody会頭によると、カルナタカ州やグジャラート州は既にバイオテクノロジー産業の育成に取り組んでおり、西ベンガル州も最早時間を浪費することはできない。
SundarbansとDarjeelingの植物相や動物相は医療的価値を有する植物やハーブの遺伝子バンクとして開発できる。Assochamは海外の投資家からバイオテック事業に最大5000クロー(US$10.7億)を投資する引き合いを受けており、仮に西ベンガル州がバイオテック・パークを設けるなら、Assochamは投資誘致を仲介する用意がある。Assochamは既にバイオテクノロジー委員会を設け、西ベンガル州周辺をバイオテクノロジー・ビジネスの前線に立たせる方針を決めたと言う。
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