2001-04-23 ArtNo.25833
◆三菱、西ベンガル州電力局とUS$3千万設備納入契約
【コルカタ】三菱重工業は20日、西ベンガル州電力局(WBSEB:West Bengal State Electricity Board)と、総額136クロー(US$2912万)、900MW(メガワット)のポンプ・ストーリッジ設備納入契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びインディアン・エクスプレスが4月21日、WBSEBの新聞発表を引用し報じたところによれば、国際協力銀行(JBIC:Japan Bank for International Cooperation)の支援下に進められる3188クロー(US$6.8億)のPurulia pump storageプロジェクトは、オフピーク時の火力発電エネルギーの余剰を利用して水を汲み上げ、ピーク時の電力需要に応じようと言うもの。三菱はこの日の契約の下、ポンプ施設の設計/製造/納入/据え付けを引き受けた。2005年8月に着工され、同年11月の稼働が予定されている。
同プロジェクトは西ベンガル州の水力/火力発電比率の改善にもつながる。西ベンガル州の同比率は、理想的比率が40:60であるのに対し、目下3:97と言う。
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