【ムンバイ】月曜(4/16)に47.02/04で引けたルピーの対米ドル相場は、火曜(4/17)にはさらに過去最低の47.10をマークしたが、その後反騰、46.87/89で引けた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月18日、ディーラー筋の言を引用し報じたところによると、中央銀行Reserve Bank of India (RBI)はここ数日鳴りをひそめていたが、火曜には政府系銀行による大量のドルが売られた。中央銀行はルピーの軟化を快く見ていたようだが、あまりに急速な値下がりを放置できなくなったようだ。加えて投機的なインターバンク取引が過熱したことから、中央銀行はやむを得ず政府系銀行を通じてドル売りに回ったものと見られる。